NPO法人日本救急クリニック協会 キックオフ開催

当団体代表の上原淳先生(川越救急クリニック院長)が、2015年は大いにメディアで取り上げられました。
救急専門クリニックという日本で初めての取組に着手され、救急医療が手薄になる週末(金~日)の夜に診療するという形態で、埼玉県西部の救急医療に大きな貢献をされてきました。
2014年12月に、ようやく救急告示施設として認可され、今年も年間救急車の受け入れ台数は昨年以上と伸びております。2014年7月にNPO法人日本救急クリニック協会という組織を発足させました。
約半年間の準備期間を得まして、 2015年の本格的活動の第一弾として、キックオフイベントを開催したいと思います。

2025年モデルという言葉がございますように、日本社会は急激に高齢者の割合が増えております。これは社会の構成が変化しているのであり、社会インフラの一つである医療も、それに合わせて変化をしていくべき要素があると考えます。
救急外来に来られる患者の多くが高齢者であり、所謂「救急医療」と「高齢者救急」については分けて考えるべき部分があるのではないかと考えます。
今回は、それらの現状を踏まえて、病院、クリニック、救急隊のそれぞれの立場から講演をいただきまして、その上でパネルディスカッションをしたいと考えます。

高齢者社会に向けての取り組みをされている方、介護事業に従事される方といった高齢者向けサービスに取り組まれている方はもちろん、街づくりや医療に携わる方にも考えて頂きたいと考えております。
日曜ではありますが、是非とも多くの方にご参加いただけますよう、お願い申し上げます。

【構成】
第1部 ゲスト講演
上原 淳代表の講演
亀崎高夫先生(茨城西南医療センター病院 院長)の講演

第2部 パネルディスカッション「救急クリニックの意義と高齢者社会における役割」

司会:溝口博重
【パネリスト】
上原 淳先生(川越救急クリニック 院長)
亀崎高夫先生(茨城西南医療センター病院 院長)
ほか1名(消防隊の方ですが、匿名を希望している為)

 

 

 

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